2年間続けていた米国公認会計士の資格勉強ですが、諦めて撤退することにしました。今回はその理由をご紹介します。
FAR合格後、BEC・AUD・REGを何度も受けるがすべて不合格。
撤退を決めました。
不合格の連続で疲れてしまった
シンプルですが、これが1番の理由です。
私は、勉強を始めてからの2年間で、FAR2回・BEC3回・AUD3回の合計8回受験していますが、受かったのはFARのみでした。ここまで不合格が続くと、もう受かる気がしなくなってきて疲れてしまいました。
米国公認会計士に固執する理由が分からなくなった
1回の試験代も高額な米国公認会計士試験。ふと立ち止まってみると、そこまで費用をかけて米国公認会計士の資格が欲しい理由が分からなくなりました。
ということで、1つ1つ整理しながら改めて考えていきました。
なんで勉強を始めたんだっけ?
米国公認会計士の資格勉強は、「何か頑張りたい」と思って始めたものでした。その「何か」を資格取得にしたのは、ゴール設定がわかりやすい方が打ち込みやすいと思ったからで、正直深い理由はありませんでした。「英語コンプレックスを解消できそう」「海外で働けそう」というイメージもありましたが、改めて考えると、ここまで執着する理由は見つかりませんでした。
自分の希望のキャリア・働き方を改めて考える
改めて自分の希望キャリア・働き方を考えてみました。
- ワークライフバランスを重視したい
- 子育てと仕事をうまく両立させたい
- 在宅ワーク多め(できれば完全在宅)で、年収アップを狙える職場
- 突発的な繁忙期が少ない職場
- 正社員として働けて、福利厚生がある職場
そのために米国公認会計士資格は必須なのか?
求人をみると、米国公認会計士は私の希望条件を満たしているように思います。ただ、だからといって米国公認会計士じゃなければ、条件を満たせないかといえばそうではありません。
経理・財務(特にマネージャー職)や内部監査なども、類似した条件の求人が多数ありました。
時間・お金をかける覚悟があるのか?
別の記事でも紹介しましたが、1回の受験料もかなり高額な試験。さらに、2年間で1科目しか合格できていないという私の時間のかかり具合。
仕事・子育てと両立しながら、時間とお金をかけて資格取得を目指す覚悟が自分にあるのか?
正直、不合格続きに疲れた自分には、もうその覚悟はありません。ワークライフバランスを重視したいと言いながら、不合格続きの自分をどんどん追い詰めているのが現状でした。
資格がとれるに越したことはない
米国公認会計士の求人は、高年収のものが多いです。
また、経理・財務や内部監査の求人にも、歓迎資格に米国公認会計士が記載されていることが多いです。会計士としての仕事でなくても、強みになる魅力的な資格なんだと実感しました。
このことからも、そりゃ資格がとれるに越したことはないなと思います。
ただ、1つ1つ整理して天秤にかけた結果、やはりこんなストレスを感じて米国公認会計士に固執する理由は特にないと判断し、撤退を決めました。
まとめ
今回は、米国公認会計士の試験撤退を決めた理由をご紹介しました。これから米国公認会計士の勉強を始めようか悩んでいる方・勉強中の方の、ご参考になれば嬉しいです。
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